スパスタ2期7話 感想 “青春、友だち、そしてUR葉月恋”
というわけでお休みを挟みました。私もさすがに先週はゆっくりしていました。ずっと走り続けていたので……。たまには休みたかったんです。
……まぁ実際は難航してたんですけど。……最近難航しすぎですね。
ですが、1話遅延を挟んだの、万全の体制ですよね。
次回2期8話は、恐らくガチになる挿入歌回。ここで延期を挟んだということは……、
次回、期待です。
よくよく思えば、1期の時から、お休みしてた次の週の回が、Tiny Starsと常夏☆サンシャイン。
両方ともガチでヤバい回ですので、2期8話にも期待できます。期待しましょう。
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そろそろ更新頻度が週1になってる私です。それぐらいが一番無理なく更新できるとはいえ、更新したいのはたくさんあるのでもう少し頑張りたいところです。
当記事では、ラブライブ! スーパースター!! 2期7話、“UR葉月恋”の感想を投稿致します。
⚠当記事は2期7話、“UR葉月恋”のネタバレを多量に含みます。まだご覧になってない方はブラウザバック!
その言葉通じるかわからんけど!
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7話とは
さて、この7話は物語全体でいうと幕間とも言える部分。
ラブライブ! の予選や、恋が仲間に助けられることを知るという大事なシーンもありましたが、基本明るめな回だと思ってます。
この7話はゲーム回。
なんせアニメ開幕最初の映像がこれでしたからね!?
この回ではゲームにドハマりしてしまった恋ちゃんが描かれました。
前、こちらの記事で、……廃人になりそうでものすごい心配です。って書きましたが、実は私それソシャゲ廃人という意味合いで書いたんですよね。
……・まさかガチのゲーオタになってしまうとは思いませんでした。
なので、今回の感想記事ははっちゃけたかったのですが、その前に話したい内容があります。
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青春、友だち、そしてUR葉月恋
⚠このコーナーでは、第1の青春をまともに謳歌せず、今また巡ってきた第2の青春を謳歌している人が執筆しております。
さて、今回、初見で見てて私が感じたのは、“ああ、青春だな……”ってことです。
毎回、ラブライブ! 優勝を目指すスクールアイドルの姿という、輝かしい青春が描かれているラブライブ! ですが、今回描かれているゲームをみんなでする光景、
そういう光景を見たかった……。
というのが本音ですけど、それ以上に、これもまた青春だな……って。
でも、それでいて、とてもラブライブ! らしい青春でもありました。
今回、先述の通り、恋ちゃんがゲーム廃人になってしまい、作曲が進まないという悩みを抱えていました。
とても今までの恋ちゃんの様子を見てると、かんっぜんに予想つかなかったのですが、恋ちゃんって割と器用なイメージがありましたからね。
それもありましたが、元々恋ちゃんが高校生になってからは、青春とは無縁だったのも大きかったのです。
何よりも、母の遺した学校を受け継ぐことに精一杯だった恋ちゃん。
創立者の娘、事実上の経営者の立ち位置に立っている恋ちゃんは、勉学のこともあり、あまりに多忙な日々を過ごしていたのでしょう。
入学希望者が伸びず、資金にも限界が近づいてきて、忙殺されてしまったのでしょう。
ですが、1期でのLiella! の頑張りの結果、入学希望者が増えて、お父さんからのエアメールもあって、経営の資金も問題なく進み、結ヶ丘女子は存続。
もっとも、その後も、生徒会は恋ちゃん1人のみ。相変わらず趣味はできなかったのですが……。
それでも、スクールアイドルになった恋ちゃんは笑顔が増えたんです。
学校の存続がかかっていた大変な時期を乗り越えた恋ちゃんには、楽しむ余裕が確かに生まれたのです。
そんな中、可可ちゃんの家で遊んだゲームにドハマりした恋ちゃんでした。
いままで趣味に興じることができなかった恋ちゃん。その分、趣味への情熱は半端ではありませんでした。
……いや、半端ではなかったって次元を通り越してもはやマニア、コレクターみたいなほどゲームを集めてしまっていたのです。
かんっぜんに反動です。
そして、ゲームにリソースを割きすぎた結果が……。
コレです。
ドハマりしすぎです。
なにはともあれ、こうして恋ちゃんが何かを楽しむっていう姿はあまり見かけなかったもの。
それに、今の恋ちゃんはスクールアイドルでもあって……。
今の恋ちゃんは青春を謳歌しているんですよね。今まで謳歌できなかった分、全力で。
正直、今回のその光景は想定外とはいえ、それでも……恋ちゃん、報われたなって。割と嬉しかったのです。
でも、その青春が、“私”でもあり、“みんな”でもあるのは、それは恋ちゃんに友達ができたから。
その話をする前に、今回の話の根幹、タイトルでもある、"UR葉月恋"という概念に触れておきます。
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UR葉月恋のURとは、ソシャゲのURそのものだと思うんです。
きな子が、「ずっと遠い世界の存在だと思ってたっすから」って言ってた通り、URって、始めたてのプレイヤーには、極上のレアみたいな存在で、スペックや存在感がとても大きくて、輝いて見える。
だけど、近づいてみると、意外と普遍的で、近いものたち。
また、ソシャゲのURと同じく、1枚、1人だけでは全てこなせない。周りの協力があってURとしての実力、存在感を発揮することが出来る。
ラストのゲームのシーンはその局地。
具体的に例を挙げてみましょう。(読み飛ばしていただいて構いません)
ここに、とても強力なURである栞子ちゃんがいます。すでに限界突破を済ませていますが、限界突破を限界までしたこの栞子ちゃんはとんでもなく強いです。
というわけでこのUR栞子ちゃんを中心にしたライブ編成を組んでみました。スクスタの説明になるので、説明は略します。
栞子ちゃん自体はとても強いので、
攻略は進みました。しかし……。
上級+のSランククリアはどうしてもクリアできず……。
とはいえ、URという存在が、周りを引っ張ったのは確かな事実。ですが、さっきの編成だと、URはあまりうまく生かされず、仲間と手を取り合うというよりかは、ワンマンチームっていう感じだったんです。
(軽く説明するとUR栞子ちゃんは同学校のアピールを上げるスキルを持つが、同じ学校が彼女含め3人しかいない)
閑話休題。
ですが、URは1枚だけではなく、案外ありふれたものなんですよね。(もちろん、そのカード自体は替えのきかない1枚のみで、地球上に葉月恋は1人しかない)。
1枚、1枚だけではなく、それぞれが手を取りあって力を発揮する。
恋ちゃんは今回ゲームに苦戦してたけど、仲間と手を取り合って、目標を達成したんです。
UR葉月恋から分かるのは、URの本質。URって、遠い世界の存在。でも、ソシャゲだと基本SRとかRとかはあまり見かけなくて(SR果南ちゃんが猛威を振るってるスクスタは完全に例外)、いちばんよく見かけて、馴染みがあるのはUR。
そして、URでも、みんなと変わらず、手を取り合って協力して、問題を解決する。
そういった意味では、恋ちゃんはやはりUR。……だけど、その周りを支えるみんなもURなんじゃないかなって。
というか、実際には、私たち、生きる人間には、ソシャゲのようなレアリティの区別なんてできなかったんです。
地球上に生きる79億3000万人(9月4日現在)。全員がURなんですよ。
みんながみんな対等で、本当は遠い世界の存在はいないのかもしれません。
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その中でも、ひときわ近い仲間が、友達といえる存在。友達という存在は本当に近くて、頼ったり、頼られたり……。
恋ちゃんが、今回ゲーム中毒になってしまったという悩みを解決できたのは、頼れる仲間、友達がたくさんいるってことに気づけたからでした。
かのんちゃんは今回、真っ先に恋ちゃんの異変に気付いて、理事長に相談するという行動を起こしました。
恋ちゃんがおかしかった原因にこそ気づけなかったけど、真っ先に異変に気付いて行動に起こせるのはかのんちゃんらしいし、恋ちゃんが大切に思われている証拠だと思うんですよ。
結果、かのんちゃんは、恋ちゃんを何か手伝えないかって考えるように。でも、かのんちゃんは自分から率先して動けない。
そんなかのんちゃんの後押しをしたのはちぃちゃんでした。
「私も、部長にチャレンジしたよ」
ちぃちゃんも2期4話で、メイちゃんの姿を、自分とかのんちゃんの過去と重ねた結果、スクールアイドル部部長に挑戦することに。
部長になったちぃちゃんは、過去のかのんちゃんの言葉をそっくりそのまま返して、かのんちゃんを後押ししたのです。
ちぃちゃんが部長になって、かのんちゃんを後押しできたのは、かのんちゃんが友達だったのと、友達として喧嘩してしまったメイちゃんと四季ちゃんの姿を見たから。
友達の悩みを解決したいと悩む姿を見て、後押ししてあげられるのも、また友達だったのです。
「私に、副会長をやらせてほしい」
友達の後押し、そして、純粋に友達の力になりたい、助けたいからこそ、かのんちゃんは優しい手を差し伸べることができたんです。
でも、原因がゲームだって気づかれたくなかった恋ちゃんは、正直なことは言い出せずに隠し事をしてしまったままだったのです。
私にも身に覚えがありますし、皆さんにもあるかもしれませんが、友達相手に隠し事はついしてしまうもの。
本当の気持ちってなかなか打ち明けることができないんです。
「友達って、そういう部分を互いに知って、たまには喧嘩もして、仲良くなってくもんだろ」
そんな恋ちゃんにアドバイスを届けたのが、メイちゃんでした。
このメイちゃんからのアドバイス、4話での自身の経験を糧にしているからか、ものすごい染みるんですよね。
メイちゃんのアドバイスのおかげで、自分の悩みを抱え込まず、かのんちゃんたちに相談することができた恋ちゃん。
そこにいたのは、同じデッキに入っている仲間たち以上の関係性のみんな。
恋ちゃんの友達たちだったのです。
友達って、いわば理解者だと思うんです。
みんなが恋ちゃんのことを理解してくれたからこそ、本当の意味で友達になれたのかなって。
今回、恋ちゃんがゲーム中毒になって、その解決手段が、“みんなでゲームをやって、詰まっているところを攻略する”っていうのが、最高にラブライブ! らしい青春だったなって思いまして……。
様々な仲が結ばれて、その結果、友達同士で笑いあって、ゲームをして、恋ちゃんの悩みを解決する。
そこにあったのは、正しく、Liella! の青春。
2期7話は、URのような出会いが生み出した、葉月恋の青春だったのです。
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まともに話し過ぎたので、少しはっちゃけます。
青春といえば恋愛なんですよ。
私一番の大好物、カップリング(所謂禁断のセカイ)の話でもしましょうか……。
さて、今回、Liella!の中でスキャンダルとなったのが、恋・メイの交際疑惑です。
というか、ラブライブ! 内で、明確に交際疑惑が出てきた試しってあまりありませんよね(2次創作だとごまんとあります)。
想定外でもあったんですけど、ここ最近急激に絡みが増えているのもまた事実なのです。
共にピアノつながりでもあったのですが、
場外ではLoveLive! Daysの表紙に共に選ばれたりと、最近本当に絡みが増えてきたのです。
気づけば、秘密を共有しあう関係性になってしまって、親密になったのです。
私が今回の物語を青春って評したのって、こういう恋バナで盛り上がるみんなの姿が、青春のひと時を彷彿とさせたんですよ。
まぁ、私の経験は教室で話してるのを聞いたり、片思いしていたぐらいで、恋バナの経験ないですけど。
⚠このコーナーでは、第1の青春をまともに謳歌せず、今また巡ってきた第2の青春を謳歌している人が執筆しております。
ちなみに私から見て、れんメイの可能性はアリです。なんとなく、先ほど画像へのコメントで触れましたが、敬語で丁寧な先輩と、タメでぶっきらぼうな後輩。性格も好対照で、ピアノというつながりもある。
……いや……、
アリですね。
まぁ、強いて言うと、れんメイだと、連盟みたいな感じでなんか嫌ではあるんですけどね。メイれんか、れんメイ連盟か……。
ですが、私がありと認めても、おそらくある人はそれを認めないでしょうね。
四季ちゃんです。四季メイです。(pixiv百科事典ではしきメイですね。私的にはpixiv百科事典に併せたいですが……)
今回の四季ちゃんですが、れんメイの交際疑惑を冷静に「
嫉妬する四季ちゃんの気持ちはわかりますけど……。まさか怪しい薬が出てくるとは……。
ですが、二人の間にはやましい関係などなく。
「ありがとう。私のこと、本気で気にかけてくれただろ……?」
真意を見抜かれた四季ちゃんはこの一言で本気で照れてしまったのですが、何もないってわかった挙句、ゆらゆらと揺らいでしまって、最終的には空気が抜けて倒れてしまい、メイちゃんにおぶられることに。
一つツッコミどころあるとすれば、なぜれんメイの時はみんな野次馬したのに四季メイにはノーコメントなんですかねって。こっちの方がスキャンダルじゃないのですかって。
……いや、おそらく、あまりにしっくりくる光景のため、スルーされてるというのが本当のところでしょう。
仮に四季ちゃんとメイちゃんが付き合ってるってなったとき、おそらくLiella! メンバーは今回のように大慌てせずに納得すると思うんですよね。
それほどまでに、四季ちゃんの愛は深いと思うんですよ。
……実は4話では何ともないと思っていたのですが、7話見て私ははっきりと確信しました。
四季ちゃんはメイちゃんに、恋愛感情を抱いてるのではないかって。
「メイ……、思わせぶり……」
「……メイのせい」
……正直、本当にメイちゃんと恋ちゃんが付き合ってるのではないかって心配だったんじゃないかなって。
……というか妬いてましたものね!!
そもそも最初の自己紹介の時点で、好きなものに真っ先にメイを挙げていたのですが、正直ここまでとは思いませんでした。
……本当の意味で好きなものだったとは……。
正直確定はしてないのですが、確信は持てますね。
(正直NHKでの放映なので、マイノリティへの対処とか、その辺のメタい事情のことを考えると100%に近いですが、それは考えないことにします。あくまで私の主観のみの感想です)
もっとも、ずっと一人だった四季ちゃんに積極的に話しかけたり、好きでもないのに科学室に来てくれたりと、相当メイちゃんは四季ちゃんを気にかけてましたから。
四季ちゃんにとって初めてかもしれない、親しい友人にして、自身に真摯に向き合ってくれた大切な存在。
……確かに、好きになってもおかしくないですよね。
でも、それはさておき触れておきたいことがあります。
四季メイが、好きすぎる……!
関係性も、恋に恋する四季ちゃんの姿も含めて、ガチで好きですね……。
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あとがき
というわけで7話の感想でした。本当は10倍ぐらいはっちゃけたかったのですし、今回出てきたゲーム機の説明でも入れ込みたかったのですが、また文字数が大変なことになりそうだったのであきらめました。
今回、楽しさの中に、青春の輝かしさや、ラブライブらしさを感じられた素敵な回でした。割とこういう回が好きなんですよね。
さて、のんびり書いたので投稿が遅れましたが、その間に書きたいことは貯蓄しました。3日坊主にならないように頑張ります。
長くなりましたが、ご覧いただきありがとうございました。