思い出、虹が咲く。
今思えば、ずっとこの舞台にあこがれていたのかもしれない。
*
予感のなか踏み出すよ 最初の一歩
2020年10月24日。
生まれたトキメキ。あの日から世界は、変わり始めたんだ!
ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 1期1話
私が人生で一番大きな決断をした日でした。
まだ見ぬ、あまりに大きなトキメキに手を伸ばすことに決めたあの日。
最初に見た光 手を伸ばした時が始まりだったんだ 勇気で未来が変わる…変わるよ!
LIVE with a smile!
静かながら、私の心に虹が架かり始めた瞬間だった。
当初は最初かすみんしかわからなかったし、初めて見た4話のヒロインの愛さんも調べて名前がやっとわかったぐらい。
今思えば、当時は数多かったアニメの一つでしかなかった。
でも、2か月の虹色の種は、のちの人生を変えるのには十分だったのです。
時は経ち、2021年5月。3rd Live! 開催後届いた、2期制作決定の知らせ。
あれがきっかけだったかは、今となってはよくわかりませんが、気づけば私は当時NHKEテレで放映されていた再放送を見始めていたのです。
当時は単なる再放送みたいにとらえていた私。
……でしたが……、
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生まれたのはトキメキ 惹かれたのは輝き あの日から変わりはじめた世界
それは、種からついに芽が出た、2021年6月6日。
果林ちゃんの、VIVID WORLDのステージ。
まるで、ロイヤルブルーに染め上がる会場のように、
いや、そのステージを見届けた、侑ちゃんと同じだったのかもしれません。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が作り出すステージに、憧れを抱き始めたのです。
そして、最終回を見届けた私の目には、気づけば涙が浮かんでいたのです。
あれ以来、1年間、私はあの虹の先の奇跡を追いかけ続けていました。
買った pic.twitter.com/KtsJIdCF1o
— クリさん@使用停止 (@0KuriSan) 2021年7月13日
人生で初めて、CDを買ってみたり、
生放送を見るために、にじよんを読んでみたり(栞子ちゃん役の小泉萌香さんが出てくるから少しでも知ろうとした)、
ニジガクのCD集めまくってる pic.twitter.com/1gkB1QO04m
— クリさん@使用停止 (@0KuriSan) 2021年7月27日
ドラマCDを聴くためにCD買いあさっていたり、
(※DiverDivaは多分別のタイミングで買っています)
大江戸温泉物語に向かったり、
スクスタを始めたり、
たった2日でスクールアイドルが増えたり、
どれもこれも触れたことが無くて、新しいトキメキに触れ続ける日々。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会から、新しいトキメキをもらい続ける日々は、今思えば、本当に素敵な思い出だったんだなって。
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ほら輝き溢れてくよ 思い重ねる瞬間……。
時はさらに流れ、今年2月27日。
この日(と前の日)に開催された、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 4th Live! のために、ずっとスクスタを進めてきた私。
9月に始めて、ほぼ半年間、ずっとスクスタのストーリーを追いかけ続けて、ついに迎えた初めての虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の単独ライブ。
※ちなみに虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はカウントダウンライブに現地参加したのでこの時点で姿を見ています。
Love The Life We Live!! 気持ち感じて 明日へ夢を繋ごう
L! L! L! (Love the Life We Live)
当時、2021年3月の時点で既にチケットを手に入れてた別アニメのイベントがDay.1にかぶるということもあり、Day.1には参加できず、Day.2に参加。
満を持して参戦した虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のライブ。
そこにあったのは、半年間駆け抜けてきた軌跡、その思い出そのものでした。
ラブライブ! のライブの大きな特徴として、アニメ・スクスタの追体験というのがあるのですが、それって思い出そのもので。
開幕の秀ちゃんとほーみんが合流する場面。いわば、私にとってのスクスタの始まりから始まって(感極まりました)、
がむしゃらにこの日のために追いかけ続けた13曲に、
そして、ファンミ(QU4RTZとR3BIRTHに配信参加)で出会ったユニット曲の4曲が紡いでゆくセトリ。
最後は12人で初めてライブで披露されたカウントダウンライブの記憶を呼び起こす、TOKIMEKI Runners。
でも、一番の山場だったのは、アンコール1曲目のLove U my friends。
スクスタを半年間全力でやってきて始めた私にとって、スクスタの思い出が映像で流れる中のこのステージは、今までの頑張りが報われた感じがして……。
出逢えた奇跡は 何より宝もの
Love U my friends
私にとって、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の全てを代弁してくれたこの歌詞を聞いた瞬間、目の前が涙しか見えなくなったのです。
あのライブ、Love U my friendsのことを思い出せないのは、泣きまくってそれどころではなかったから。
このライブはまさしく、ここまでの思い出が駆け巡る最高のライブでした。
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夢を奏でよう Rainbow World!
やがて、アニガサキ2期の季節。
推しになってから見るラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会。
1期とは異なる、ユニット主体の物語に、
ついにアニメに参戦した栞子ちゃん、ミアちゃん、ランジュちゃんを中心とした新しくもトキメキが止まらないストーリー。
TOKIMEKI Runners。
毎話見るたびに、思い出が甦り、思い出が増え続ける、最高の日々でした。
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風が雨が激しくても 思いだすんだ 僕らを照らす光があるよ
ですが、その時、ある問題が発生して……、
5th Live! が当たらない。
特に6月4日の当落の結果有明全落ちしたのに大きなショックを受けて(当時の仕様もあるけど)、正直辛くなったんですよね。
改めて、アカウントを移行致しましたことをご案内致します。@0KuriMazesoba
— クリさん@使用停止 (@0KuriSan) 2022年6月6日
アカウント名→栗まぜそば
(ユーザー名がしっくり来なかったので栗を加えました)
これまでクリさん@がんばらないをご愛顧いただきまして誠にありがとうございました。
引き続き新垢の方もよろしくお願いします。
改めて転生しました。クリさん@がんばらないから栗まぜそばとなりました。
— 栗まぜそば@9/10・17 虹ヶ咲5th現地 (@0KuriMazesoba) 2022年6月6日
改めてよろしくお願いします。
アカウントを変えたのは、Liella! に人生を賭けることへの決意の表れでもあったのですが、その原因には、当落、いや、Liella! 2nd LoveLive! の結果、一時期は虹ちゃんを追いかけるの止めようかと悩んだのもあるんですよね。
でも、それは何一つ違ったんですよ。そう思ったとき、ふと思い出したのが、このセリフ。
私も我慢しようとしていました。大好きな気持ち。でも、結局やめられないんですよね。
ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 1期12話
始まったのなら、貫くのみです!
ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 1期12話
結局、虹ちゃんのことが好きだったんです。
Liella!にすべてを費やすために、虹ちゃんの思い出を封じ込めるのはどうしてもできなかったんです。
気づけば、5th Live! の応募にも本気を出して、最終的に3公演のチケットを握り締めることができたのです。
大好きな気持ちは、決して嘘はつかないんです。
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ときめきから紡いでく Our stories
結局、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会って、私にとっては“思い出”という言葉で言い表せられます。
今の人生になるまで、苦楽を共にしてきた、私にとっての思い出の作品。
始まりの記憶も、
トキメキに目を輝かせたあの日々も、
がむしゃらに次の夢を追いかけた日々も、
期待に満ち溢れていたあの日々も、
打ち破れて、辛かった日々も。
願いが通じたあの日も。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が紡いでいった思い出の日々を駆け抜けて、今日の私がいる。
アニガサキ2期、そしてこれまでの思い出を背負って、迎えた5th Live! 当日。
今思えば、ずっとこの舞台にあこがれていたのかもしれない。
そこにあったのは、今までにない、胸の高鳴り。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の舞台、有明での、初めての有観客ライブ。
そこには、私があこがれ続けた、“私たちがいるから”。
最高の思い出に、逢いに行こう。