栗まぜそば、特盛で。

ー栗まぜそばなんて食べたことないけどー

スパスタ2期9話 感想 “クゥすみ……、ありがとう”

お知らせ:今回、叫びます。





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にじよんあにめーしょん制作&来年1月より放映開始、ありがとうございます!!
というわけで、昨日虹ヶ咲5th Live! を終えましたが、……ヤバかったですね……。幕間映像で一部ありもしない思い出なのに泣きまくったり、まさかまさかのダブルアンコールで昇天したり、やはり思い出が増えましたよ……。
ですが、それ以上に……、

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アニメ1期楽曲……本当にありがとうございましたっっっ!!!
虹ヶ咲のライブ、4thからの参戦だったので、アニメ1期楽曲は本当に心残りだったんですよね。いや、本当にうれしかった……。
特にButterfly。ついに泣いたよね。今年1月の再放送で感極まり、ついに号泣しましたよ……。あの曲本当好きでね……。

いろいろと思い出が増えましたので、シルバーウィークの連休中に記事上げたいですね……。




よく見なくてもわかる、サブタイトルの色のヤバさ

前置きが長くなりました。当記事では、ラブライブ! スーパースター!! 2期9話、“勝利のために”の、感想……とは言えない何かです。心の叫びです。
予告の時点である程度クゥすみ要素あるんだろうな。そしてかなり覚悟しないといけないなと思い、でも、本番は来週だろと思いながら虹ヶ咲5th Live! に現地参加してから見たのですが、

余韻が消えて、残ったのは涙だけでした。

※当記事は2期9話のネタバレをあまりに多量に含んでおります。見てない方、この記事を見る前に絶対見てください。後悔すると思います。














あらすじ

2期9話は、あまりにヤバいクゥすみでした。
語彙力が死ぬのはいつも通りでしたが、本当に死にますよあんなん……。

そもそも、9話がどういう回か、軽く触れると、まず、サニパこと、Sunny Passionが、地区予選で敗退するという衝撃のスタートだったんです。

1期ではエントリーナンバー1番で堂々の地区予選通過でした

正直な話、2期の東京大会で、サニパ相手に死闘を繰り広げ勝利。そしてサニパさんに連覇を託されるという勝手なシナリオを描いてたので、本当に意外もまた意外で……。
そして打ち負かしたのは……。

また立ちふさがるのかっ……!

3話に出てきて話題を攫った、ウィーン・マルガレーテ。中3、ソロアイドルにして、ラブライブ! の予選でサニパを負かすという衝撃の実力で。

新衣装、ほとんど披露されずに敗れ去ってしまったのが……。

高校生活最後の大会に敗れ去って、本当に悔しかったSunny Passion。それでも、神津島のこどもたちは、ありがとうって。

本当に、こんな終わり方で退場しないで……!

例え雲が差していても、Sunny Passionは太陽だったんだなって、思えたシーンでもあったけど、それでも今まで日が照っていたサニパが曇ってるようにも見えて、切なかったですね……。

でも、だとするとLiella!がラブライブ! 優勝するためには、ウィーンに打ち勝つのは絶対条件。

そんな中、千砂都ちゃんは、前回のChance Day, Chance Way!のパフォーマンスの映像を見てて、1年生と2年生の実力差に気づいてしまう。
それに併せて展開されるのが今回のエピソード。

そういう今回のエピソードを背景として話を進めます。
ぶっちゃけ今のはあらすじです。おそらく事前知識は要らないです。




はじめに

まず一つ。

私はクゥすみが好きです。


ケンカ友達とも、犬猿の仲とも言うことができた、その関係性が好き。


意地っ張りでお互いに素直になれない二人が好き。



それでもパフォーマンスの時は息ピッタリな二人が好き。


なんだかんだ面倒見の良いし、心配してくれるすみれちゃんが好き。


そして、煽りまくる可可ちゃんも好き。


……1期10話、本当に好き!!

……あえて言います。全部好き。
スパスタには、かのちぃ、四季メイ……ほかにも色々と、カップリングが存在するのですが、やはり群を抜いて印象的で好きだったのは、クゥすみなんですよ。

……だからこそ、2期9話は……、

本当にありがとうございましたっっっ!!!




いろいろと考えてみた

実はでも、終盤以外は冷静に見れるんですよ。終盤は見た瞬間、目が見えなくなるので。なんで4回目で普通に泣くんだよ……。同じ回で泣くのは1回だけだろ私……!
なので、終盤以外はなんとか正気を保ってられたので、書き遺したものが存在していました。

今回、あるツイートをきっかけに考え始めたんですよ。


※このツイートが今回の全ての前提として考えてます。

悶えてるんですよね。実は今もどうなんだろうって悶えながら書いてるので、自分の中で正解は決めきれてないんですよね。なのでこれは、9月20日時点の解釈として。
正直、強いのはもちろん前者なんですよ。自分の夢見たスクールアイドル像なんですよね。

可可ちゃんが日本に来たのは、自分の気持ちや感じたことを自由に歌う、スクールアイドルの姿に憧れたから。


余談ですが、1期1話でみた、かのんちゃんの姿が、可可ちゃんがあこがれたスクールアイドルの姿だったんじゃないかなって。
あのとき、かのんちゃんを見たから。そして、

「どうしてもかのんさんと一緒にスクールアイドルがしたい!」

かのんちゃんと一緒にスクールアイドルを始めたからこそ、今の可可ちゃんにたどり着いてるんですよ。

閑話休題。自身の理想のスクールアイドル像を3話でかのんちゃんに伝えたり、今回、千砂都ちゃんたちの場面でもそう伝えたことからわかる通り、優先してるのは何よりもみんなで楽しくスクールアイドルしていたいということ。

でも、今の可可ちゃんの状況は、結果を出せなければ上海へ帰国しなければいけないという状況。
帰国のことでみんなに心配をかけて、楽しく歌えなくなってしまうんじゃないかって。それが可可ちゃんにとって嫌なことだったのは正直、すぐにわかりました。

だとしても、1年生と2年生の実力差の話になったとき、千砂都ちゃんにわざわざ、「このままでは。決勝進出は難しいデスカ」って聞いている限り、可可ちゃんは帰国したくないというのもまた本心じゃないかなって。
その時の表情、というか、この2年生5人のかのんの家での場面の表情が、正直、つらそうに見えたんですよ。

正直、本心を話してる場面でも……。覚悟決めきれてないような、少し心外な感じに見えました。
「はいデス」の音色もまた、迷いがあったような……。いつもの明るい感じより、トーン低めで。

わざわざ聞くということは、東京大会で敗れるという、最悪の場合を想定したからであって……。覚悟を決めるっていう意味合いもあったかもしれませんが、正直な話、いざその時が来るとなったら、怖かったんじゃないかなって……。

でもそれでも余計な心配はかけたくなかったからこそ、というより、その部分を話したら楽しくスクールアイドルできなくなると思って何も伝えなかった。他のみんなにも、可可ちゃんがひた隠しにしてるからこそ、当然気づかなかったのです。

でも、帰国の事情を知ってたすみれちゃんだけは違くて。そのことをものすごい心配するんですよね。
2期に入ってから、すみれちゃんに帰国のこと聞かれたとき、

「すみれには関係ありマセン」(1話)

「すみれが気にすることではないデス」(2話、ほぼ同じことを1話でも言ってた)

そして今回だって、「すみれには、関係ないデス」
なんでそこまで、その話題を避けていたのかは、すみれちゃんにも心配されたくなかったから。というより、その部分に触れられたくなかったんじゃないかなって。

確かに帰国したくないってのは本心だろうけど、それに引っ張られすぎると、自分の目指すスクールアイドル像を実現できなくなる。

それについて触れるなら、1期3話のTiny Stars。ここで失敗したら、最初のステージで夢が破れる状況。

その時はその気持ちでいっぱいいっぱいだったから、開始前、不安に押しつぶされそうになったのかなって。
(おそらくそのままだったら失敗してたんですよね。……それを曲がりなりにも救ってくれたのはすみれちゃんの起こしたハプニングというのもまた……。陰で助けられてるんですよ)
そのことがあったから、自分の本心を隠して、めいっぱいスクールアイドルを楽しむことを決めたんじゃないかなって。

そこまでが可可ちゃんの気持ち。
スクールアイドルを楽しむのを優先していて、帰国したくない、帰国するのが怖いとは思ってるかもしれない。
それでも、みんなが楽しくというのを優先してる、というか自分が楽しめなくなるかもしれないからこそ、帰国問題には触れてほしくなかった。それが本音なんだろうなって。

「可可のことを気にして、スクールアイドルをやってほしくありマセン」(1期10話)

その言葉通りなんですよ。気にしてたら、楽しめないんですよ……!

でも、すみれちゃんにとっては、可可ちゃんを上海に帰らせたくなかった

そのことは決して、すみれちゃん自身の口からはここまで出すことはなかった
可可ちゃんも素直じゃないように、すみれちゃんもまた、素直じゃなかった。

可可ちゃんと、3年間、ずっとスクールアイドルしていたい。そのために、自分がヒールになろうとも、学校のみんなで優勝する、結ヶ丘の想いに反しようとも、何よりも可可ちゃんを帰らせたくない方を選んだんです。

すみれちゃんの想いは、その9話に至るまで正直気づけない場面でした。
でも、なんで可可ちゃんなんだろうって、これを書いてて少し考えてたんですよ。……そしたら、あるツイートのことを思い出したんですよ。


※ツイート、誤字……。

それは、すみれちゃんを叶えたティアラ

「私はこれで救われたの。だからお礼がしたいの。私の力で、あんたに最後までスクールアイドルを続けさせたいの」
1期10話の通り、すみれちゃんのセンターになりたいという夢を救ったのがこのティアラ。これを作ったのは可可ちゃんで。

ここは私の完全な妄想なのですが、ツイートの通り、このティアラを見て、自信を取り戻すんだと思うんです。そして、その裏で、必ず思い出すのは、可可ちゃん、そして、10話の思い出だと思うんです。

間違いなく、ティアラは宝物。そして、それを作ってくれて、自身の夢を救ってくれた可可ちゃんもまたすみれちゃんにとっての宝物で、想いは本当に大きいんですよ……。
恩返しがしたいから。それが、すみれちゃんの原動力のうちの一つなのは間違いない。

そのためにすみれちゃんは、何よりも優勝を、可可ちゃんを帰らせない方を選んでるんです。
可可ちゃんを守るために、すみれちゃんは、他7人にとってのヒールに徹した。

こうして思うと、可可ちゃんもそうだったけど、すみれちゃんもまた、クソデカ感情を持ってるって。……ヤバい。

みんなで歌いたい気持ち、それ自体は間違いなくすみれちゃんにはあるはず。……だけど、その気持ちを押し殺して、今の自分にとっての嘘を並べてまで、5人で歌うことに固執しようとした。
でも、つき通すのは難しくて、途中みんなの言葉で引っかかる場面があったんですよ。

「しっかりしなさいすみれ……! 悪者になる覚悟はできてたはずでしょ?」

完全に突き通せなかったところに、すみれちゃんの優しさが見え隠れしてると思ったんです

話を戻すと、当然、そんなこと、誰も良しとしない。

かのんちゃんの、「ここにいる全員がLiella! なんだもん!」に反応して、可可ちゃんの方を向くすみれちゃん。可可ちゃんもLiella! で、敗退してしまえば、可可ちゃんはLiella! でいられなくなってしまう。
……だから可可ちゃんからLiella! の居場所を守るために、嘘をつき通したんだろうなって。


かのんちゃんは、Liella! 全員のためすみれちゃんは、可可ちゃんのため。二人とも、一番大事にしてるのが違かったんですよね。

すみれちゃんにとっては、誰よりも可可ちゃんが帰国してほしくないって思って行動している。ということです。だから今回すれ違いが発生したんじゃないかって……。

……でも、だとすると可可ちゃんとすみれちゃんの間にも、すれ違いが発生してるんですよね。

すみれちゃんは、帰らせたくない。
一方の可可ちゃんは、自分のことを気にしてスクールアイドルをしてほしくない。

要するに、すみれちゃんの考えていたことは、可可ちゃんが望んでいないことで
でも、帰国する不安は可可ちゃんにもあるわけで。内心心配してくれたのは、少しは嬉しかったんじゃないかって、私としては考えてます。

でも、お互い、素直じゃなかった

可可ちゃんは、そのことに触れられたくなかったから。
そして、すみれちゃんは……、本当の気持ちを伝えることができなかった。

そう、それは……。

「いやなの……。あんたと一緒にいたいのよ……」

「3年間、あんたと一緒にスクールアイドルやりきりたいの!」




  


と、いろいろと考えたんですけど……、ですけどっ……!

でも、結局、“ダメ”でした

※解説・考察は放棄しています。

先ほどのセリフ出された時点で、すみれちゃんの想いが明らかになった時点から、もうダメ……と言いたかったのですが、それ以前に、私は2期生のファンでもあって……。

思えば、この時点で私の自我は崩壊を迎えてました
あのハーモニー聴いて、2期生の本気を感じた瞬間から、ある意味終わりなんですよ。

実は私、この時点で涙流していたんですよね。
でもそんなのまだまだで……。

先述しましたが、すみれちゃんが持ち出してきたのは、ノンフィクション!! のティアラ。

そう、その場面、……そう、この場面……!

アングルが……、完全一致っっっ!!!
鳥肌もんですよほんま……!
もうダメ……、もう駄目よ……!

すみれちゃんの夢を救ったあのティアラが、今度は可可ちゃんのために……!
それだけで、もうヤバい……!

でも、その後……!!

「私はこれで救われたの。だからお礼がしたいの。私の力で、あんたに最後までスクールアイドルを続けさせたいの」

気持ちを露呈したすみれちゃん。そして、一番、可可ちゃんが連れ戻されてほしくなかったのも……、すみれちゃんなんだよ……!
これまで、可可ちゃんにも見せていなかった、誰にも見せていなかった、本音なんだよ……!

「ほんと……、バカですね……」

でも、いつもの調子で返そうとする可可ちゃん……。だけど……。

一瞬、本気で堪えてて……。

可可ちゃんも、目には涙を浮かべていた。その時に至るまで、そのことを気にしてほしくなかった……?
いや、そんなはずはない。

3年間一緒に。
最後までスクールアイドルを続けさせたい。

可可ちゃんが想っていても、ずっと口に出さなかった願望を、すみれちゃんが口にしたから。
かつて自分がしたように、救ってほしかったから……。

きっと、そう、そうなんだよ……。

だからこそ、可可ちゃんは、こう言えたんだ。



「大嫌いで、大好きデス」

あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああっっっっっ!!!!!

結局、どっちが先で後か、何が本音か、それはもう些細な問題で。
そこにあったのは、

大好き

ということ。

それに気づいた瞬間、崩れ落ちるかのように、涙が止まらなくなり……。
結局、“ダメ”でした。


あとがき

実は、私は過去の記事でこういう風に書いたんですよね。

個人的に、クゥすみだけど、 ケンカ友達だけど、可可ちゃんは一方的にすみれちゃんのこと好きであってほしいし、すみれちゃんは逆に鈍感であってほしい。 でも、どっちも素直になれなくて、もどかしい日々を過ごして、仲間たちともども私たちを悶えさせてほしいのです。

2022-07-17 私にとっての“唐可可” - 栗まぜそば、特盛で。

それとは、全然違う道のりを進んだんですよね。

それでも……。これでよかったんですよ……。

これでよかったんですよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっっっ!!!!!

ぜぇ……、ぜぇ……。

かんっっっぜんに私の想い描いてたのとは違かったんですよ本当に……!
私が思い描いていなかった、

一番理想のクゥすみなんですよ!!!!!

新たな練習メニューを持って行った後に、今までのように口喧嘩しながらも、この回の経験か、最後は笑顔になる二人……。
腹を割って話したからこそ、完全に通じ合った二人……。

もぉっ、もぉぉぉぉつ!!!

クゥすみ早く結婚しろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっっっ!!!!!

もう、これ以上は何もいりまぜん……!

ながぐなりまじだが、ごらんいだだぎまじでありがどうございまじだ……!




おまけ:今回は採用しなかった考察たち


※冒頭で記載している通り、それでも今まで日が照っていたサニパが曇ってるようにも見えて、切なかったですね……。と、また違う感情が巻き起こりました。

……そんなことをツイートしてましたね……。
本当に、今回ヤバすぎていろいろと考えてましたよ……。でもやっぱり、最終的には考えるのを放棄して泣き出してるんですよ

ちなみに今回のここ好きポイントは言うまでもなく、「大嫌いで、大好きデス」なんですけど、ネタ的な部分で言えば……、

長くなりましたが、ご覧いただきありがとうございました。

そして、日付が変わった今日は……!

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