私のアニメ遍歴 ~2017年編
最近仕事が忙しくてなかなか更新できませんが、たいてい週末になると更新頻度が戻ります。平日に構築して週末投稿になるのかな?
さて、ふとしたきっかけも何も無かったのですが、暇だったので、今の私が生み出された経歴、要するにアニメ遍歴を語ろうと思います。
全ての作品に関して語るととんでもないことになるので、各シーズンに関して語ろうと思います。だいぶ長い話になりそうだ。
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始まる前に諸注意
私の見たアニメですが、2017年春をSeason 1としてカウントしています。
別に深い意味はなく、比較的前からやっていたことでした。個人的にそれで定着しちゃってますね。
基本的には、
Season 0 〜2017年冬シーズン
みたいな記載となります。
また、主に中心として語るのが、推し作品です。
推し作品は14作あり、初代、2代目……14代目とカウントしています。それは個人的にわかりやすく表現してた感じですね。あと、推し多すぎだろとは言わないでください。積み重ねですから。
推しの遍歴の紹介もここでしていけたらなと思いますね。
また、このブログはラブライブ! を中心としたブログですが、ここではラブライブ! は相当後の方にならないと出てきません。
というわけで、私のアニメ遍歴を振り返ります。
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Season 0 〜2017年冬シーズン
私がアニメを本格的に触れ始めたのは2017年春と、比較的最近の話ですが、それ以前から触れていたとっても大事な1本があります。
それは暗殺教室です。
01.暗殺教室
週刊少年ジャンプ原作で、謎の超生物、殺せんせーを暗殺するE組の生徒たちを描いたバトル系の作品です。
連載開始は2012年で、今年で10周年。それを記念してねんどろいどが出るらしい上に、グッズの製作もあったりと、今年結構盛り上がってます。
暗殺教室との出会いは、2016年3月、中学卒業してすぐに読んだ、エンタミクスという本でした。
そこには、もう終盤となった暗殺教室のストーリーを振り返るという感じの特集(要するにネタバレ)が組まれてましたが、
「なんだこれは、興味深い……!」
と、ネタバレなのにも関わらず、私を引きずり込む程の魔力を感じた結果、2016年4月に原作を購入する形に。
今まで漫画と言えばコロコロコミックぐらいしか読んだことは無く、しかもスーパーマリオくんやでんぢゃらすじーさんなどの不条理ギャグマンガが好みだった私にとって、ギャグもありながら、一致団結して成長する生徒たちのサクセスストーリーはとても新鮮に映り、どハマり。
特に好きなのは関係性。生徒と先生でありながら、暗殺者とターゲットという根幹の部分の関係もそうでした。が、アニメを見る時は関係性、カップリングを重視する私にとって、E組の生徒はとても魅力的でした。特に好きだったのは仕事人コンビの千速(千葉龍之介×速水凛香)でしたね……。阿吽の呼吸感がめっちゃ好きでした。ちなみに凛香ちゃんは初代推しでもありました。
あまりにカプが好きすぎて、二次創作の小説を多数書くほどにはドハマリしてました。ちなみにほぼ黒歴史のためリンクは公開しません悪しからず。
10年経っても色褪せない名作で、私が本当の意味でオススメしたい1作。そんな暗殺教室が1作目だったので、アニメへの意欲がほとんど無かったとはいえ、まる1年間ずっと暗殺教室のみ見てたと言っても過言ではありませんでした。
その間にも後に見ることになるアニメや、ラブライブ! サンシャイン!! など色々とありましたが、何も見ることは無かったのです。
だが、暗殺教室は若干別枠という形となっていました。他と比べると成り立ちが特殊ですからね。
そんなこんなで1年が経ちそうになった2017年2月、NEW GAME!というアニメの2期が発表されました。
暗殺教室を経てアニメという分野を知った私は、NEW GAME!の知名度(今日も一日がんばるぞいが流行った)もあって、何故か興味を抱いたのでした。
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Season 1 2017年春シーズン
NEW GAME! 2期こと、NEW GAME!! の放映は翌シーズンである夏。この2017年春シーズンは何も見ず、引き続き暗殺教室の二次創作を見ようとしてました。
……ですが、アニメへの興味がこれ以上ないぐらいに高まった時期でもありました。
とはいえ、アニメは暗殺教室ぐらいしか見ていなかったため、どうすればいいかもわからなかったのも事実でした。
そのためやはりNEW GAME! から見ようと決心していた頃、周りではあるアニメが流行り始めたのです。
それがエロマンガ先生でした。
02.エロマンガ先生
エロマンガ先生自体は私から見れば並の上ぐらいなので、推しでは無いのですが、非常に思い出に残ってるので書いてます。
エロマンガ先生というタイトルからわかる通り、とんでもなく奇抜なタイトルですよね。
そのタイトルに興味があったってのもあるのですが、そもそも、なんでこんなに流行ってるんだ? という純粋な興味ってのもあり、視聴を決断。
要するに、
と、私の中のアニメの始まりは3作あったのです。わけがわからないよ。
エロマンガ先生は、電撃文庫から出ているライトノベル。高校生のラノベ作家、和泉マサムネを担当してるイラストレーター、エロマンガ先生は、実は同じ家で引きこもっていた義妹、和泉紗霧だった。という感じのストーリー。
2人の交流とその周りの作家たちが織り成す物語で、エロマンガ先生のタイトル通りえっちなシーンも多いですが、正直この後のメンツが魑魅魍魎が跋扈すると言ってもいいレベルだったためまだ常識の範囲内です。タイトルは非常識ですが。
正直大きな特徴あれど、今じゃそこそこって感じはしますが(とはいえ、今年5月に5周年としてみた時はやはり面白いしかわいいなとは思いました)、思い入れはかなりあります。
そもそも(原作に付随してみる形という特殊な形だった暗殺教室を除いて)初アニメ、それどころかライトノベル原作の何かしらですらも初めてだったので、すごく新鮮だったんです。
それと同時にアニメってそんなに楽しかったのか……。とも思えました。
仮にエロマンガ先生が私の中でコケた場合、NEW GAME! の視聴も、この先のアニメの視聴も、そして今の私も無かったはずなので、こういう意味でも思い入れが強いアニメだなって思えます。
とはいえ、推し作品では無いです。これからもっと思い入れの強い作品が出てきます。
03.俺の妹がこんなに可愛いわけがない
(03-2.俺の妹がこんなに可愛いわけがない。)
同じシーズンでは、エロマンガ先生と同じ作者、伏見つかさ先生が原作のライトノベルのやつ、俺妹こと俺の妹がこんなに可愛いわけがないも視聴。
視聴したきっかけはもちろんエロマンガ先生を見たからですが、たまたまAbemaでやっていたからってのもあります。
こちらはかなりシリアスだったこともあり、近年日常系アニメや、ラブライブ! など程よくシリアスなやつが流行ってる中では敬遠気味でした。
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Season 2 2017年夏シーズン
色々とありましたが、この2017年夏シーズンでとうとうNEW GAME!! の放映が始まりました。
04.NEW GAME!
(04-2.NEW GAME!!)
先ほど触れた、今日も一日がんばるぞいのやつはそれでした。
中堅ゲーム会社、イーグルジャンプで働く少女たちを描いた、まんがタイムきららキャラット原作の日常系アニメ。
しかし、2期からはスポ根要素が加わり、実は作品のイメージ的にはラブライブ! に近づいたりしてます。歌わないけど。
正直に触れると2期でシリアスになった時は戸惑いましたが、その先にあるカタルシスは歴代でも屈指のもの。
キャラの内面的な成長、そして尊い関係性。きらら枠の中ではシリアスで、所謂難民系とは違いますが、だからこそ違った魅力があって……。あまりに良すぎました。
特にお気に入りだったのがひふみんこと滝本ひふみちゃん。大人っぽい魅力的な女性……なのだけど実際はコミュ症でいつもあわあわしてるってのが本当に可愛くてギャップで好きでした。しかし推しになったきっかけは2017年の夏コミでアクキーをたまたま引き当てて運命を感じたからです。それ以上でもそれ以下でもありません。
しかしキャラとしての魅力、そして、キャラリーダーという役職につくことで心身ともに成長する姿もあって、2020年頭までの私の最推し(私は女帝と呼んでいる)でした。それほどまでに刺さったのです。
そもそもひふみんのみならず、NEW GAME! の作品自体、主題歌や物語、キャラに原作に至るまで刺さりすぎたため、アニメ終了した時、後に話すかもしれないですが2021年の原作完結の時と、2度も大きなロスに至ってしまうほど、記憶に残る思い入れの強い作品だったのです。
まさしく、2代目推しと呼べる大車輪の活躍でした。
当該シーズンは後に重要となる、ようこそ実力至上主義の教室へや、ゲーマーズ! も放映されてましたが、当時は完全にスルーしてました。
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Season 3 2017年秋シーズン
NEW GAME! ロスに陥ってしまった私。
心に大きな穴が空いてしまい、それを埋めるべく奔走し、狂ったかのようにアニメを見始めたシーズン。
新規視聴は4本と、今となっては他愛ない本数でしたが、当時としては多い本数を視聴。
ちなみに当該シーズンはラブライブ! サンシャイン!! 2期が放映されましたが多分存在に気づいてませんでした。見ることになるのはまだ当分先の話なので、しばらくは話題にすら上がりません、
閑話休題。
05.干物妹! うまるちゃん
(05-2.干物妹! うまるちゃんR)
まずはうまるちゃん。確か2017年春に2期が決まって、当時アニメ見始めた頃だったので普通に見る選択肢を取りました。
干物妹なうまるちゃんと兄、タイヘイたちの日常を描いた感じで、日常系です。今思えばシリアスなシーンもさほどなくかなり見やすかったなって。
日曜23:30で、週終わりのパーリィナイト! で毎週アゲアゲになりながら見てました。
ちなみに普通のアニメは執筆コストを下げるのでこのぐらいの扱いです。悪しからず。
06.僕の彼女がマジメすぎるしょびっちな件
さっきのエロマンガ先生より酷いタイトルですね!
ちなみに原作タイトルだと僕の彼女がマジメすぎる処女ビッチな件。タイトルに伏字しなきゃいけないほど卑猥なタイトルですね。
ちなみにこれですが、実は2016年頃に朝の通勤時に漫画で読んでた謎の経歴の持ち主。コレ見てるあたり私ってどういう人か分かりますね。
アニメになるに当たって牙が抜かれた結果、今となっては……うーん……。下ネタはもちろん相当多いですが、実はアニメ化で相当牙抜かれたんですよ。少し不満でした。
07.妹さえいればいい。
牙抜かれたさっきのやつと比べると実は直接的な下ネタが多い気がする妹さえいればいい。
はがないで有名な平坂読先生の手がけたライトノベルで、妹キチなラノベ作家伊月と、訳あって弟のフリをしてる義妹千尋を中心とした物語。
……さっきのエロマンガ先生とは違い、様々なキャラにスポットライトが当たる群像劇スタイルの作品です。
ちなみに視聴理由は原作を立ち読みしてなんだこれってなったためです。リアル修学旅行の前の日でした。何してんだこの人。
アニメ自体は独特の雰囲気もあり、正直普通に良かった程度だったのでしたけど、原作が圧巻の面白さ(アニメじゃ再現しきれてないだけなんじゃねぇのというのは禁句)。正直原作は他作品含めても1番面白かったです。
とはいえ刺さるキャラがいなかったので推しってレベルではなかったです。。純粋に面白かった。
08.ブレンド・S
属性に沿って接客するカフェ、スティーレで働く店員たちを描いた日常系で、当該シーズンで密かに流行ってたので視聴しました。
NEW GAME! と同郷のまんがタイムきららキャラット出身作。個人的イメージとしては、日常の穏やかな光景を描くまんがタイムきららの中で、キャラットは一筋縄行かないイメージがありまして。
ブレンド・Sは男性の店員がいて、恋愛も描かれる異色作。でもそれが割と作品のスパイスとなってて結構面白い。正しく、ほんのり日常にちょっぴりスパイスな作品で、個人的には好みでした。
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と、クセもアクも強い4作が揃いましたが、その中で1番活躍したのはうまるちゃんでした。正直3話辺りでうまるちゃんサイドがやらかして、視聴取りやめようとしましたが、人間失敗の一つや二つするや。というかアニメの面白さには影響無いだろ? ということで、視聴を続けた結果でした。
が、妹さえも甲乙付け難いほど面白く、特にシーズン終了後は原作が大活躍するなど、正直どっちも良かったんですよね。
しかし明確な推しは見つからず、NEW GAME! の穴を埋めるには至りませんでした。
果たして、NEW GAME! の穴を埋めるのはどの作品になるのかという辺りで、2017年を終えました。
2017年までで、かつての私の面影は産まれたのかなと思います。今の私とはかけ離れてますが、その時の人生も確かに楽しかった……なぁ……って。
なお、長くなりそうなのでここで一旦打ち切りです。続きは気が向いた時に書きます。