2022-07-05 知らない
自己紹介で触れましたが、去年の7月4日、 Eテレにてラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(1期)13話が放映。
長野・新潟からの遠征帰りという状況。テレビでは見ることができず、放映されてるなと思った時間帯に特急電車の車内で見ました。(NHKプラスの存在は当時知りませんでした)
そんな私にとって2回目(1月からの再放送は見なかった)となる13話を見た結果、かすみんに惚れて、ニジガクにハマりました。
だから私がラブライバーになってから1年が経ちました。
この1年間、あまりに楽しく、ラブライブ! シリーズから受けた影響はとてつもなく大きかったです。
……でも、ずっと一つの劣等感を抱いていた1年でした。
本当はこの1年間どんなことがあったのか振り返りたかったけど、Liella!関連ばかりになるし、Liella!関連は来週アニメ1年という節目があるので、今日はこの1年間で感じたことでも書き綴ります。
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ラブライブ! は今年12周年を迎え、ひとつの節目となったラブライブ! シリーズ。
それをずっと支えてきたのが、μ's。9人の女神たちは、数多くの伝説を残し、2016年4月1日、ファイナルライブを迎えたのでした。
でも、当時の私は、何も知らなかった。オタクですらなかった。一番最初にハマった漫画である暗殺教室がその近辺で完結したが、その時は暗殺教室ですら知らなかった。
そう。私はμ'sのことを何も知らないんです。
アニガサキを見るまでは、ラブライブに触れてなかったから、ラブライブ! がどれだけ流行ってたかとか、スクフェスの存在とか、そもそも、μ'sって名前すら知らなかったんですよ。
その後、2期11話で泣いて、楽曲は相当聞いて……。この1年間でμ'sのことは追いかけました。それでも、μ'sが活動していた頃のことを何も知らないんです。
μ'sを見て育った人達が多くて、そうでなくとも、μ'sファイナルライブを終えた後にμ'sを知って後悔した人も多いのですが、私はそれですらありません。
私は、μ'sの話をすることができません。
今まで、1人でずっとやってきたので、その辺は割り切っていましたが、それでも、ラブライブ! の話をする時に、μ'sの話ができないのっていうのは、なんとなく……孤独感というか、劣等感というか、なんと言うべきでしょう……。
正直に言うと、μ'sの時代を知らないということ自体が、私のコンプレックスでした。
……でも、それでも別にいいんじゃないかなって。
μ'sの時代をまだ知らない、それってつまり、これからμ'sを知って、まっしろだったμ'sというページを埋めることができるのかなって。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を好きになった。Aqoursを好きになった。そしてLiella!を好きになった。
そして、これからさらに、μ'sを好きになれるかもしれない。
そう考えると希望が湧いてきます。
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思えばこの1年間、ずっと知らなかったものを、頑張って知ろうとした1年でした。
μ'sのことを何一つ知らなかったから、μ'sのことを知ろうとアニメを見た。
カウントダウンライブに参加したから、Aqoursの凄さを知った。
ファンミーティングのR3BIRTHが印象的だったから、R3BIRTHをもっと知ろうと思った。
Liella! が好きになったから、キャストの皆様の活動をもっと知ろうと思った。
そして、全力で追いかけた先で見た光景は、あまりに眩しかったのです。
μ'sのことを知ったからこそ、カウントダウンライブでスノハレの光景を目の当たりにできて、大きな感動を貰った。
Aqoursの凄さを知ったからこそ、Aqoursのことを好きになれて、約束の地・東京ドームへ逢いに行くという事を約束することができた。
R3BIRTHをちゃんと知ったからこそ、栞子ちゃんもミアちゃんもランジュちゃんもものすごい好きになれた。
Liella!のキャストの皆様の活動を知れたからこそ、今Liella! を追いかけるのがものすごく楽しい。
ラブライブ! に出会えたのが遅すぎたってずっと思ってた。でも、遅すぎるなんてなかったんです。
知らないって、別に怖くない。むしろ、知らないからこそ楽しい。ということに気づけた1年目でした。
2年目は、どんな楽しみが待っているんだろう。