栗まぜそば、特盛で。

ー栗まぜそばなんて食べたことないけどー

“2期生”

まぜそばです。
さて、前回の12話振り返りで、2期を追いかけた感想を語りましたが、2期といえば2期生です。
今日、10月28日は、2期生加入が発表されてから半年の節目

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前回の記事、また過去の記事と重なる部分はありますが、極力重ねないように、2期生加入発表されてからの思い出を振り返ってみます。

半年前のこと、今でもハッキリと覚えてます。

2022年4月28日。

起きて、歯を磨いて、朝ごはんを食べて。普段と変わらないけど、ニコニコ超会議前日という、ちょっと違う朝。
タイムライン探索にも異常は見られず(当時は前世故にラブライバーは誰1人フォローしていなかったのです)、がさらじ(虹ヶ咲学園のラジオ)に合わせて当時は木曜朝に聴いていた浦の星女学院RADIOも聴き終えて、そんなちょっと違うだけの普通の朝。

……だったけど。

もう一度Twitterを開いて、トピックの画面をふと見ると、見慣れない名前が。

その名前は、“桜小路きな子”

最初見た時はコスプレイヤーの名前かな? とか、イラストレーターかなと思ったんですが、思わず2度見した時に飛び込んできた文字列は、

新メンバー

……事の重大さに気づいた私。思わずツイートしてしまった言葉は、

“なんか悪夢を見た気がするなぁ”


ねぇ、私、なんで悪夢って思ってたの……?

時は、カウントダウンライブを終えてすぐのお正月に遡ります。

正月の夜、あることを考えてました。
R3BIRTHの3人(当時はスクスタがそこまで進んでなかったのでトップシークレット扱い)のスリーサイズが存在することに気づいた私。ランジュちゃんヤバっだとか、ミアちゃんのスリーサイズを見て、「14歳!? ヤバっ!?」ってリアルでなってたりしてたのですが、その裏で調べてたのはR3BIRTHについて。

去年10月頃に非常に不安なハッシュタグ(ツイート時に#虹ヶ咲って打ち込むと出てきてたやつかもしれません)を見ていた私。それにPixiv百科事典を見てたら、コメント欄が賛否両論云々の文字列が。
(※当時はスクスタ20章までプレイできていなかったので、真の理由は知りませんでした)
理由を考えてみたのですが、その当時の私は、9人というのが神聖なものだからこそ、新メンバーに賛否があったんだろうなって……。理由は20章の炎上だったので、結果として違ったわけでしたが。

この時点で、ラブライブ! を見始めてこの時点で1年ちょいで、追いかけてるのは虹ヶ咲とLiella! だけだった当時の私。
しかもドはまりするのとほぼ同じタイミングで、ミアちゃんとランジュちゃんの2人が加入したりするなどもあって、虹ヶ咲の増員自体には違和感がなかったのです。逆になんで拒否反応が多いように見えるのか不思議なほどでした。

と、ここまで結論を出して、ふと思い出したのがLiella! の存在。

Liella! は2022年正月の時点では5人だったけど、クリスマスに行われた東京大会で敗退して1期を終えていたのです。

そうなると、2期は4月から始まるって話になるよな……と。
そしたら、新入生が入るんじゃないかなって思ったり……。

ラブライブ! スーパースター!! 2期は、3期発表の時とは異なり2期生加入はかなり後になって発表されたので、当時は右も左も分からなくて、予感しか頼るものは無かったんですよね。

さて、その時の日記には、こう記されていました。

―――

それに近い懸念があるのがLiella! です。
特に今の時点で何も無いものの、Liella!が2年に進学した状況で2期が始まるのはほぼ確実。だからこそ、新入生という形で何人か新メンバーがLiella!に入るんじゃないかと私は懸念してるのです。
その場合虹ヶ咲と同じことが起こりうる可能性もあるけど、その場合、私も受け入れ難いんじゃないかなって。
正直ニジガクは9人でも10人でも、11人でも、いや、何人でもニジガクだってイメージはあるけど、Liella!は5人だからLiella!なんですよね。

―――

当時の私は、新メンバー加入に完全に否定的でした
物心ついた時から増員が当たり前だった虹ヶ咲とは違って、5人のLiella! の歩みを見てきたからの意見だったのかなって。

当時の私は、5人のLiella! としての完成度の高さに狂わされてきているオタクでした。
様々な名曲や、濃密で大胆なアニメ1期、個性的でかわいいキャストの皆さん、そして圧巻のライブパフォーマンスと。特に5人の歌声に惚れ込んで、Liella! のファンとなったんですよね。(とはいえ当時の出力は今の1割程度でしたが)

特に、私にとってはアニメ最後に披露された、Starlight Prologueのある歌詞が、特に響いたのです。

涙は一番うれしい日に
とっておく そう決めたんだから

Starlight Prologue
Liella!

歌詞にも響くものがありましたが、単純に、その時の歌声に魅了されたんですよね。
特にLiella! の歌声、パフォーマンスに魅了されてLiella! のファンとなった私は、無意識下で、Liella! の増員を否定してきたのでしょう。むやみやたらに増員して、5人のLiella! が崩れるのが怖かったんでしょう。歌声を、守りたかったのでしょう。

それ以降、私の中でメンバー増員の話題は禁忌となったのです。

その後、カウントダウンライブから始まったライブ現地参戦が続いて行って、First宮城Day.2、東京追加公演、2nd横浜、名古屋(以下3公演ともDay.1のみ)と、次々と思い出を重ねる私。
1期生5人との思い出が次々と生まれて行く中、考えないようにしてきた増員。
What a Wonderful Dream!! の収録曲、ユニゾンで、1期の終わりを強烈に感じた中でも、考えないようにしてきた増員。

それが現実に“なってしまった”からこそ、口から出てきた、“なんか悪夢を見た気がするなぁ”だったのです。


目の前に広がっていたのは悪夢なんかじゃない。

……だけど、私は悪夢なんて何一つ見ていなかった。

先ほど虹ヶ咲の話題も出しましたが、半年前の時点ではアニガサキ2期が放映中。

画像は当時に合わせて4話までので統一しました

この時点で、スクスタのストーリーを見てきた結果、ミアちゃんがとても良くて。
栞子ちゃんも、にじよんだったり、初めてのスクスタでのフェスだったりで、とても印象的で。
既に2人が刺さっていたんです。
そして、ランジュちゃんのことはあんまり深く知らなくて。だからこそ、少しでも知ろうと自分が読むような小説を書いてみてたんですよね。……そしたら刺さりつつあったんですよね。

知ろうと努力したからこそ、好きになりつつある最中だったんですよね。
知らないって、別に怖くない。むしろ、知らないからこそ楽しい。

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最初の頃に書いた記事の通りだったんですよね。
知らないからこそ、知ってゆく過程が、とても楽しかったんです。そして、知ったからこそ、可愛さに気づいて好きになれるんです。
そういう目線で、R3BIRTHを見ていた私。
だとしたら、Liella!の新メンバーを否定するのは違うんじゃないかって。何も知らない状態で、頭ごなしに否定するのは、私としてどうなのって。

知らないものを知る楽しさ。私にとっての原点を思い出した瞬間、悪夢のように見えていた景色が晴れて、

新たなトキメキが、広がったのです。



その後は、ずっとトキメキの連続でした。

もっと深く知ろうと、脳内で4人で会議させてみたり(なお、もちろん投稿する気はありません)。

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キャストが発表されたときも、四季ちゃんの苗字と大熊さんの名前が一致してるやん! とか、朱音の朱、メイちゃんの髪の色赤いからなんか奇跡かもと反応したり、お顔いいなぁ……って。

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5月下旬には自己紹介動画も公開されて、こういう声なんだ! って感心したり……。

“2期生”のことを知っていくのが、とても楽しかった時期でもありました。
気づけば、私の奥底には、2期生の4人が常にいる状態になったのです。

でも、それでも、少し不安がありました。本当にみんな、受け入れるのかなって。
恐くて検索もできなかったので、周りの評価なんてわかりませんでした。

私が一人で勝手に楽しんでるだけで、周りみんな否定的だったらいやだなぁ……。って、なんか謎の不安に襲われてた時も確かにあったのです。

でも、それを吹き飛ばした瞬間がありました。6月5日、人生で一番思い出に残っているライブである、Liella! 2nd LoveLive! ~What a Wonderful Dream!!~ with Yuigaoka Girls Bandの最後。
あの瞬間も、忘れられません。

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「オニナッツ―!!」

と、夏美ちゃんが出てきた瞬間。そして、その時に聴こえた万雷の拍手

その瞬間、ああ、受け入れられるんだな。と。そして、何より、何より見たかった景色が目の前に広がってたのがうれしくて。
それも、“What a Wonderful Dream!!”。素敵な驚きが続いてゆくんだなって。

変わろうと決意したのは、ちょうどこの時でした。


2人の推しとの出会い、そして。

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初めて動く2期生の姿を見た生放送も過ぎ、2期生初のイベント。Liella! ライブ&ファンミーティングツアー ~Welcome to Yuigaoka!!~がやってきました。
私は圧倒的予算不足で、大阪の配信、東京のDay.1昼公演の現地のみと、あまり積極的とは言えなかった回数参加することになっていました。
でも、この時点では不安なんて一切なくて、果たして、2期生の子たちはどういった感じなんだろうだとか、純粋な興味しかありませんでした。

トークパートでは早速強烈な個性を見せてきたり、無茶ぶりにも可愛く対応したり。慣れていない、初々しい2期生の姿は、純粋にとてもかわいかったなって。
4人の印象が、とても色濃く残ったファンミーティングでした。

素直ながらも時にはチャレンジしたり暴露したりと意外な一面を見せた、のんちゃんこと鈴原希実さん。
「蹴り飛ばしちゃうぞ」だとか、「おい、邪魔」だとか、時にバイオレンスな答えで印象的だった、やぶちゃんこと薮島朱音さん。
大地や四季メイなどネタを色濃く見せながらも、時にはしっかり真面目に締める、くまちゃんこと大熊和奏さん。
元アイドルだったこともあり時折大胆に魅せてくるエンターテイナーなイメージの、えもりんこと絵森彩さん。

新たな4人が加わった9人でのファンミが本当に楽しくて、気づけば、Aqoursの東京ドーム公演Day.1を配信に切り替え、名古屋公演に直行していたぐらいでした。

さて、そんなファンミーティングを通じて、私が好きになった子たちがいます。

まず、桜小路きな子ちゃん
そもそも、少なくともMTV Unpluggedの頃には、きな子ちゃんに注目していた私。実はこのファンミの時点で、きな子ちゃん、かわいいなって思いつつあったのです。

そんな中、参加者のツイートを見てると、保護者だとか、来賓という体でファンミに参加する人たちが大勢いらしたのです。
私も急に参加することになった名古屋では、来賓という扱いになるのか……。と思い、でも、何の来賓なんだろうって考えたのです。
その時、目に入ったのが、きな子ちゃんのポラロイド風カード。

気づけば、きな子ちゃんファンクラブの自称名誉会員という、あまりに謎の役職での来賓参加となったのです。
そんな謎の思い出もあり、きな子ちゃんが好きになってきたんですよね。
非常にどうでもいい理由でしたけど、結果としてそれがきっかけに今の私がいると考えると、忘れられないシーンでした

そして、もう一人、気になってきたのが、鈴原希実さんでした。

直前の生放送で、3人目の一般公募生出身であることが明かされたため注目していたのですが、その時の私はそんなことよりも、その溢れんばかりの可愛さに目が惹かれました。
とにかく、手を合わせたり、身振り手振りだったりと、しぐさがとても可愛くて。
実は、現実の女性に対して、あまりかわいいって意見が出てこなかった私。今思っても、中学3年の時に最初に隣の席だった女の子ぐらいしか例がなかったのですが、のんちゃんは、迷わずに、「かわいい」っていうことができたのです。

世界が変わりました
鈴原希実さんに出会えてから、生身の人間の魅力に次々に気づけるようになったのです。キャラとかではなく、純粋に見た目や雰囲気とかの部分。

こうした意味でも、ファンミは、私のこの先の人生に大きな影響を受けたのかなと。そう思えたイベントだったなって思えました。またやってほしい。

ちなみに多分かわいいって気づいたの、幕間のぴょんぴょんです。


忘れもしない、夢を見届けたその瞬間。

でも、あそこまで2期生が私の中で大きなものになりつつある中、不安もありました。
それが、序盤にも触れた歌声。とにかく5人のLiella! の歌声に惚れてLiella! のファンとなった私にとって、本当にそこが心配で、不安でしかなかった部分です。
でも、逆に言うと、もう、不安はそこだけでした。

とはいえ、まだ9人のLiella! の歌がどうなるかは分からなくて、そこだけは懸念材料だけど、その懸念が吹き飛ばされたら、きっと私にとって最高の4人になれる。

2022-07-07 私にとって“Liella!” - 栗まぜそば、特盛で。

この時点で既にブログを始めていた私は、確かにこう記していました。

そんな中、迎えた2期1話の放映日。

迎えた、初めての2期生の4人も含めての、9人での歌唱となったOP、“WE WILL!!”。
それを聞いた私の頬には、自然と涙が伝っていたのです。

2期生いてもなお、私の惚れ込んだLiella! のハーモニーがそこにあったってこと。 私にとって、それ以上の幸せはありません……!

ラブライブ! スーパースター!! 2期 1話感想 “自分に正直に” - 栗まぜそば、特盛で。

OP、WE WILL!! それを聞いた瞬間に、涙が出てきて、そしてそう思えたんです。“巡り合えた”って。

スパスタ2期12話感想 “追いかける夢の先で” - 栗まぜそば、特盛で。

巡り合えた。ようやく、そう思えたのです。
私の信じていた、2期生の“8人”とようやく出会えた気がして、本当にうれしかったんですよね。

そして、それ以上に、ここから2期生の夢を追いかけることができる喜びを嚙み締めたのです。

こうして、不安が完全に吹き飛んだ私。

ちなみにあまりに好きすぎてよく使われてるのですが、これ見れるのほんの一瞬です。

2話、

4話、

6話と、次々と2期生の可愛さに気づいて、どんどん好きになる2期の物語が続いていきました。

言うまでもないですが、この12話が一番楽しい時期でもありました。

そんな中、6話では、きな子ちゃんが、夢について語る場面がありました。
北海道での合宿中、夏美ちゃんとの会話中に出てきた話題でしたね。

「きな子たち、これを超えるのが夢なんす。きな子たちが入って、1年生が増えたから、このステージを超えることができたって。Liella! はパワーアップしたって!」

きな子ちゃんたちが描いていた夢。それはStarlight Prologueのステージを超えること。
気づけば、その夢を見届けようと、真摯になって向き合ってきた自分がいました。

涙は一番うれしい日に
とっておく そう決めたんだから

Starlight Prologue
Liella!

その部分の歌声が本当に好きだった私は、どう超えるのか、ものすごい気になっていたんです。

そして、その時は、静かに迎えたのです。
12話、決勝で披露された、未来の音が聴こえる。


自分のこと少し信じられた日 風が吹いたんだ

未来の音が聴こえる
Liella!

その、2期生との出会いの日を彷彿とさせる歌詞の部分。

その部分の歌声が、“そう決めたんだから”の歌声を彷彿とさせるほど、よくて……!

決してアニメ上の大会の結果だけじゃなかった。9人になったからこそ魅せられる歌声で、そして、あらゆる夢も込められた歌声で響いた、“風が吹いたんだ”。
私にとって、“あのステージを超える”というきな子ちゃんたちの夢が叶ったと思えた瞬間

そして、2期生の4人が、私にとって最高の4人になれた瞬間でもありました。

最後に

2期生発表から半年。私にとって、そこまで大きな存在になるとは、本当に思いもしませんでした

とくにきな子ちゃんは、私にとってLiella! の推し、一番好きなスクールアイドルと呼べる存在に。

鈴原希実さんは、キャストの皆様で一番好きな存在に、推しと3呼べる存在になったり。

半年間、知ろうとする努力を続けた結果、好きになれたんだなって。そう思えました。
最初は受け入れがたいものでも、知ろうとする努力があれば愛することができる存在になれるんだなって。
3期生加入も発表されましたが、どんな形であろうと、3期生も好きになることができたらなと、そう思います。

改めて、2期生加入決定から半年。色々とありましたが、進級、そして新入生という、新たな世界を見せてくれた関係者の皆様。そして、なにより4人を演じてくれた、のんちゃん、やぶちゃん、くまちゃん、えもりんには、感謝しかありません。

そして、きな子ちゃん、メイちゃん、四季ちゃん、夏美ちゃん。
のんちゃん、やぶちゃん、くまちゃん、えもりん。貴方達がLiella! の2期生で、本当によかった。

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そしてまだまだ、物語は続きます。

長くなりましたが、ご覧いただきありがとうございました。